オリジナルグッズ作りのすゝめ

はじめに

「こんなグッズがあったらな〜」

そう思ったこと・・・ありませんか?

そんなあなたこそ、やりましょう。「オリジナルグッズ作り」

印刷技術が発達した今、オリジナルグッズを作るのは意外と簡単。

そんなわけで、今回はオリジナルグッズの作り方を宣伝込み込みでご紹介します!

グッズ作りをすることになった経緯

そもそもなんでいきなりグッズ作りの紹介かというと、実はこの7月から、ハナグミの母体であるユメグミが運営する「ユメグミSHOP」がリニューアルOPENしました!

「ユメグミSHOP」とは?
ユメグミが運営し、オリジナルグッズを販売するサイト。
https://shop.yume-gumi.jp/

ユメグミのみんなが頑張って作ったグッズをお披露目しよう!というのがこのユメグミSHOPの目的。

というわけで、私もこの機会に乗じて好きなもの作っちゃおうと思った次第でございます!

何を作るか考えよう

今回グッズを作るにあたって、①何をモチーフにするか?、②何のグッズにするか?、③どんなグッズにするか?、のざっくり3点を以下のように考えてみました!

①何をモチーフにするか? ➡︎ とりあえず好きなものを考えてみる

筆者がこよなく愛するもの、それはモルモットです。

日頃モルモットのグッズが欲しいな〜と思うのですが、これがなかなか無いんです!

無いなら作るしかない!というわけで、モルモットをモチーフにします。

②何のグッズにするか? ➡︎ とりあえずいま欲しいものを考えてみる

グッズを作ると言っても、Tシャツ、マグカップ、ステッカー・・・と、作れるものはたくさんあって悩んでしまいます。

これといって作りたいものが浮かばなかったので、いま自分が必要としているものを考えてみました。

結果、メガネ拭きマウスパッドを作ることにしました!

どっちにするかはイラストができてから決めます!

③どんなグッズにするか? ➡︎ とりあえずいま興味があることを考えてみる

さて、モチーフと何のグッズにするかが決まったら、あとはどんなグッズを作るかです。

人によってはモチーフを決めた時点で描きたいものが浮かんでいるかもしれませんが、そうじゃ無い方はここでつまづくかもしれません。

そんなときは、いま興味があることについて考えたり、調べたりしてみましょう。

最近インテリアにこだわってるんだよな〜と思ったら、ピンタレストで「インテリア」で調べて行ったら、かわいい画像がたくさん見つかります。自分の好みの画像を保存しまくって、書きたいものを頭の中で膨らませましょう。

私の場合、最近英語の勉強を始めたところだったので、

何か英語を覚えるのに役立つものが作りたいな〜

➡︎「そういえば前置詞のニュアンスをわかりやすく表したイラストがあったな〜」

➡︎「あれをモルモットにしたらかわいいんじゃないか?」と、想像を膨らませていきました。

イラストを描こう

どんなグッズが作りたいかイメージが固まってきたら、ラフ画を描きます。

私が描いたのはこんな感じのラフ。何を描いてるかは自分がわかればいいのだ。

描きたいものが定まったところで、早速Illustratorでイラストを描いていきます!

今回はモルモットのゆる〜い感じを出したいため、手描きの線をイラレに取り込んで作っていきます。

やり方は簡単!

  • 手書きで書いたイラストをスマホで撮影
  • PCに画像を送って、イラレで開く
  • プロパティから「画像トレース」「スケッチアート」を選択し、拡張するだけ!

この手順で手書きで書いたイラストをパス化することができます!

画像トレースする前に、なるべく白黒がはっきりする画像にしておくのがポイント。
個人的には、白黒変換できるアプリで撮影するのが簡単でおすすめです!

画像トレースした状態

このままではちょっと線が荒いので、ダイレクト選択ツールでパスをきれいに整えていきます。

パスを整えて、色をつけた状態

いい感じになりました!これを素体にして、イラストを増やしていきます。

そうしてできたのがこちら。(3分クッキング並みに端折りましたが、ちゃんと結構時間かかってます)

イラストができたので、これをグッズ化していきましょう!

イメージ画像をつくろう

実際どんな感じに仕上がるか確かめたいので、イメージ画像を作ってみます。

メガネ拭きかマウスパッドかで迷っていましたが、イラストが可愛すぎて(自画自賛)ずっと手元で見ていたいので、今回はマウスパッドにします!

発注するのはいつもお世話になっているオリジナルプリント.jpさん。

商品ページから「デザイン用テンプレート」をダウンロードし、入稿用データを作っていきます。

テンプレートはこんなかんじ

テンプレートに載っている説明に従い、イラストをのせていきます。

黄緑の線が仕上がり線、切れたりしたくないデザインは青色の線より内側に配置します。

背景色もつけました

そして、一番外側の線が塗り足し線背景色はこの線まで余分につけていおきます。

塗り足し線については下の記事で詳しく説明しています!⬇︎⬇︎

入稿用データができたので、オリジナルプリント.jpのサイトへ。

ご注文前にまずはデザインするを選び、(注文しないように気をつけて!)

写真・データからさっき作った入稿用データをドラッグ&ドロップすると、イラストをアップロードできます。

ここでもうちょっと位置を修正したいなあなどあれば、適宜データを修正します。

これでOK!と思ったら「デザインを確認する」をクリック!

こんな感じに、グッズのイメージ画像ができました!これを右クリックで保存しておきましょう。

ライティングを考えよう

グッズができた!ほな出品や!・・・とはいきません!

グッズを売るとなると、もう一つ大切な工程が「商品説明のライティング」です。

オレンジ部分のこと

幸い、ハナグミにはよーちゃんというカリスマライターがいるので、ライティングはお任せしました!

まなみ

というわけで、お願いします!

よーちゃん

任せてください!

グッズを作ったきっかけ、絶対に入れて欲しいワードなどを伝えておき、ライティングを考えてもらいます。

いざ、出品へ!

グッズが完成し、商品画像、商品説明、価格設定などが準備できたら、あとは出品するだけ。

で、できあがった商品のページがこちら!

かわいいライティングがつきました・・・!

簡単にサムネイルも作ってみました。実物は↓リンクから購入できます!

まとめ

今回は、グッズを考えるところから出品するまでを紹介してみました。

オリジナルグッズを作れるということは、この世にない自分の欲しいものを自分で作れちゃうということ!

それってすごく素晴らしいことじゃないでしょうか?

この記事の内容が、誰かのグッズ作りの助けになると嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

まなみ

デザイナー4年目。超初心者向けのイラレ解説を連載中。SFとレトロ建築とモルモットをこよなく愛する。