Gitがあるとき、ないとき

くま

Gitって何のために使うのかな?

Gitの仕組み

Gitの仕組みを簡単に言えば、「作業ログを取る記録係がいる」状態です。
ファイルが更新されるたび、この記録係が「誰が、いつ、どんな変更をしたのか」をメモしてくれます。
ここではGitで管理していない場合とGitで管理している場合を比較し、それぞれの違いやメリットを具体例を通じて説明します。

例えば、Aさんがファイル(fruits.txt)を作成したとします。

次の日にファイルに追加の指示があり文章を追加しました

さらに翌日Bさんがファイルを修正しました

このfruits.txtファイルを管理する時に、Gitを使う場合と使わない場合を見てみましょう。

・Gitで管理していない場合

Gitで管理していない場合はファイル名に日付をつけることでバージョンを管理するのが一般的です。

ただしこの方法はリスクがあり、例えばBさんがファイル名を誤って「20250125_fruits.txt」に上書きしてしまった場合、以前の状態に戻すことができなくなります。
またファイル名の管理を手作業で行うため、ルールが徹底されていないと混乱が生じる可能性があります。

ファイルの保存場所を決めて、みんなが作業後同じ所に入れてないと最新のファイルがどこにあるのか分からなくなったり、同じ日に2回以上の内容の更新があった時のファイル名をどうするのか?誰が更新したファイルなのかどうゆう方法で分かるようにするのか?など前もって決めておく

・Gitで管理している場合

Gitで管理すると、以下のように誰が追加や修正を行ったか、その日時などの情報をGitが保存してくれます。
またどこが追加・変更・修正されたかも確認できるのも便利な点です。

  • Aさん / fruits.txtを作成    / 2025/01/24 / 10:00
  • Aさん / fruits.txtに文章を追加 / 2025/01/24 / 15:24
  • Bさん / fruits.txtの内容を修正 / 2025/01/26 / 09:46

Gitを使うと以下の点でファイル管理が劇的に便利になります。

・「誰が」変更を行ったかがわかる(例:Aさん、Bさん)

・「いつ」変更が行われたかが記録される(例2025/01/25 15:24)

・どの部分が変更されたかすぐに確認できる

くま

情報がまとめれるし、複数人で同じ所に書き込むから便利ですね!

この記事を書いた人

くま

プログラマーhtml・css・JavaScript・jQery・php・WordPressなど勉強中です

タグはありません